シンプル外構で我が家らしさを表現するには?

「シンプル外構のすすめ」でご紹介したように、まずは必要な機能をおさえつつ将来をふまえた外構計画をおすすめしましたが、シンプルを極めるとあまり個性的な要素がない仕上がりになります。それが建物外観にとけこみスッキリしていてよいと思うか、いやいや好みのスタイルやデザインを外構にもとりいれたい!と思うかは考えの分かれるところです。

では”我が家らしさ”をどこで表現するのか?やはり一番分かりやすいのが門まわり。
表札・ポスト・インターホンといった住まいには必須の機能をまとめた家の顔であり、それぞれのアイテムや色の組み合わせで様々な個性を見せてくれます。

“門柱まわりのデザイン例”についてご紹介します。

門柱の配置 玄関前?道路側?

こちらの門柱は、道路際に配置しています。門柱前にインターホンを押す来客スペースを確保し、郵便配達などの業者さんも必要以上に敷地内に入らずに済みます。

オープン外構ですが、門柱を境にプライベートスペースと公共のスペースを区切ることができます。

変わってこちらのお宅は玄関前に門柱を配置しています。郵便物の確認が手軽に行え、雨の日でも苦になりません。
また、建物に寄りそうような配置なので、駐車の邪魔にならず前面スペースを広く活用できます。


どこに配置するかの選択は、敷地条件や日々の暮らしを想定して検討してくださいね。

生活スタイルやご家族の性格にあった場所に配置するのがポイントです

仕上げによって表情の変わる門柱

どんなスタイルの門柱がお好みですか?ブロックを積み上げてつくる壁タイプ、コンパクトにまとまる機能門柱タイプなど、タイプもさまざま。仕上げや素材によって全く表情が変わります。

おすすめ!タイル門柱

シンプルな住宅外観に似合うすっきりした門柱が人気ですが、中でもおすすめはタイル門柱。

タイルは種類も豊富でイメージに合うものを選びやすく、なんといっても汚れにくいのが一番のポイント。例えば塗り壁仕上げだと、経年とともに色褪せや汚れが目立つようになり、回復させたい場合は塗り替えが必要になります。

その点タイルは付着した汚れも落ちやすく、あまり手間をかけず長期間キレイを保てるのです。初期費用は少し高くなりますが、それに見合う価値があると思います。

コンパクトにまとまる機能門柱

ブロックを積んでつくるのではなく、既製品を使用して門灯・表札・インターホン・ポスト、さらには宅配ボックスまでまとめて設置できるのが機能門柱です。

木目調のものやアルミのスタイリッシュなものなどいろいろなタイプがあります。基本的に既製品ですので出来上がりが早く、コンパクトにまとめやすいのが魅力です。

個性が光る素敵な門まわりをご紹介します。

門柱を彩るアイテム選び

門灯・表札・インターホン・ポスト・宅配ボックス・・・たくさんの機能をもつ門柱ですが、特に表札・ポストは本当に種類が豊富で迷ってしまいます。基本的に好みのものを選んでいただいてOKですが機能や耐候性もしっかりチェックしてくださいね。

素材やつくりによって、腐食や変色が起こりやすいとか使い勝手が悪い・・などメリットデメリットがあります。そのあたりも含めプランナーがアドバイス致しますのでご相談ください。

外構の中でも選択の自由度が高く、ポイントになりやすい門柱まわり。ぜひ素敵なアイテムを見つけてくださいね。

この記事を書いた人

himeji_sunlive